やる気にさせる魔法の言葉
>対象:高2・3 産近龍佛の難易度の大学を目指す方へ
高3になっても、なかなかやる気が出ない、将来の夢や目標もない、そんな生徒へ最終手段として勉強のやる気を出させる魔法の言葉があります。(男子には特に有効)
公募(推薦入試)で決めないと(合格して受験勉強を終わらせないと)・・・
「時間」と「お金」がもったいないよ?
※公募推薦入試は、一般入試(1月下旬から実施)よりちょっと早めの11月に実施される主に現役生向けの入試です。学校成績は基本的には関係ない(学校成績を点数化するなど一部で選択することも可)ので、試験で点数を取れば(約75%以上の得点?で)合格できます。
最初はみんな「はぁ?」という反応をします。
まずは、「時間」です。
1日に10時間(平日は4時間)勉強すると仮定すると、
公募推薦で不合格の場合は、2月の一般試験まで、
受験勉強が700時間延長となります。
合格すれば、11月で受験勉強は終了しますので、クリスマスもお正月も遊べます。
卒業旅行の計画をたてたり、車の免許を取ることも、バイトをして小遣いを稼ぐことも可能(学校によっては)です。
この700時間の追加の勉強時間は、後に人生を振り返った時には、頑張った自信となるかもしれませんが、ここで覚えた知識は大学では役に立つことはあまりありません。仮に時給900円で700時間をバイトしたら63万円を稼げるので、そのお金の方がはるかに役に立つことでしょう。
さらに、クラスによっては、指定校推薦・公募推薦・専門学校で、12月初旬にはクラスのほとんどが進路を決めている場合もあります。1月はほとんど学校の授業もなく、自習へ行くか、卒業式の練習をするくらいです。
そんな周りの終わった感のムードの中で、約2カ月半で700時間も、周囲に流されずに勉強を頑張りぬく強い意志と覚悟が必要なのです!
次に、「お金」です。
一般入試で1回で約35,000円の受験費用(平均すると1人あたり5校くらい受験をするようです。)に、試験会場までの交通費・昼食代も含めると、約20万円かかります。
さらに塾への費用もかかります。月謝2カ月分と冬期講習費用で5~10万円が追加となります。(塾によっては20万円以上はかかるかもしれませんが・・・)
金銭的には、約30万円程、余計にかかります。
だから、もし公募推薦に合格できたらご褒美に新しいスマホを買う、などの交渉が可能なら、モチベーションも上がることでしょう。
さらに、公募をおすすめする理由が2つあります。
公募は受かりやすい!?
1.公募は一発勝負ではなくて、何度か(龍谷2回、京産3回、佛教6回、など)チャンスがあります。個別専科でも、各大学のデータ的にも、1つの大学を複数回受験する方が合格率が明らかに高くなります!自分の得意な問題に出会う確率も上がりますから、複数回受験は合格に有利となります。
2.受験の日は、慣れない電車に乗って大学に到着して、たくさんある建物の中から自分の受験番号の座席に着く、それだけでもかなり疲れます。そして、緊張の中で試験を解くので、100%の力を発揮するのは難しく、普段なら解ける問題も取りこぼすことがあります。何回か受験できると、場慣れをしてリラックスできるので、いつもの力を出しやすくなります。
3.国公立や関関同立が本命の多くの人が、公募推薦は受験しないようです。なぜなら、公募で合格した場合、滑り止めとして入学の資格を2月まで引っ張るためには、入学金(約20~30万円)を支払う必要があり、他大学に合格したら、そのお金は返ってこないで無駄になるからです。だから、公募ではなく一般入試の方で滑り止めを受験する方が多いようです。また、性格的に、先に公募で合格してしまうと、気がゆるんでしまい、本命へ向けて頑張れなくなるタイプの場合も、一般だけに専念する傾向があります。つまり、ライバルに自分より得点力の高い人があまりいないのです。
4.公募推薦は、2教科だけ(1教科のところもあります。)なので、時間とエネルギーをこの2教科だけに集中させることができます。だから、1つ上のレベルの大学を狙うことも可能です。さらに、公募推薦の入試問題の難易度が、一般入試よりも簡単である大学もあります。
もう1つは、もし公募で合格しておけば、
さらに上のレベルの大学にチャレンジもできます!
ちょっと難しいかな?とか、ダメでもともと、と思っていた大学(立命館、同志社、関大など)へ向けて、安心してチャレンジできます。
例えば、文系の場合は、公募へ向けて「英語と国語」だけに集中して、これ以上は伸びないというレベルまで究めておいて、公募後は、勉強時間の90%を「社会」だけにしぼる、という作戦もありだと思います。
毎年そうなのですが、大学受験を高校受験の時のように、「受験の時に頑張れば何とかなる」と思っている人が多いのを実感します。
受験への意識が低い周囲の友達に流されてしまい、ズルズルと時が流れ、高3の夏になって、「あれっ?周りは指定校推薦を決めているお友達がいるのに、自分は全く準備をしていない。」と初めて焦りだします。
ただ、何をどうやればよいのかわからない?
そんな時は、いつでも個別専科の講師にご相談ください。
毎年、たくさんの大学受験生を指導しているので、みんな慣れています。
公募推薦は11月に迫っているので、あと3カ月間しか時間がありません。中学3年生の時は、夏に部活を引退してからでも、3月の本番まで7カ月間も時間がありますし、冬休みの期間にもたっぷりと勉強時間をとることができましたが、公募受験の高3には冬休みの勉強はありません!
時間とお金がもったいないですよ!
今から頑張ってください!
(学校での勉強=受験勉強)ではない!?
>対象:高1・2 公立高校の普通科や、指定校推薦は考えていない方へ!
高校受験までは一生懸命に勉強を頑張ってきたみなさんの中には、
高校に入ったらゴール!(もう遊べる!)
と、楽観的になっている人も多いかと思います。
部活動だけに専念できる!なんて思っている人もいると思います。
が、こんにちの社会では、大学進学率が約60%(個別専科出身者は約95%以上)なので、まだ大きなハードル(大学入試)が残っています!
多くの会社にとって、どこの大学(学部)出身なのか?が大切であり、社員採用の際には、そのランクをその人の理解力・記憶力の高さを測る1つの尺度にしています。
「出身高校」なんかは問われません。。。
つまり、 高校は将来への通過点 にすぎません!
希望の高校に合格した人も、残念ながら不合格だった人も、
まだまだ勉強の戦いは続きます。。。
※志望する高校に不合格だった人も、次の戦い(大学受験)は、高校受験よりもずっと将来に大きな影響があります!再チャレンジでは、第一志望合格のリベンジを果たせるように、心より応援しています!
個別専科での高校生の割合は約40%です。
京都市内のたくさんの高校生が通ってくれています。
大学付属の高校の場合、指定校推薦を狙う場合、国公立大学を目指す難関高校(クラス)の場合などは、学校の授業をしっかりフォローすることを優先しましょう!
しかし、その他の公立高校の普通科や、指定校推薦を考えていない人の多くが、よく勘違いをすることがあります。
「中学校と同じように、高校での勉強を頑張っていれば大学へ行ける!」
と思い込んでいることです。でも、
それは大きな間違いです!
高校は中学の延長ではないのです。
1.高校入試では、通知表が重要(特に公立高校では入試点の約半分の比重)でしたが、大学入試(一般入試)では、入試本番での得点のみで合否が決まるので、高校での通知表は関係ありません。
2.大学入試では、高校入試のように全科目の配点が同じではなくて、傾斜配点(例えば、英語200点・数学50点など、科目間での配点に差がある。)なので、全て均等に勉強時間をかける必要もないし、全科目を得意である必要もありません。
3.私立大学の入試では、ほとんど選択問題(マーク式)で、記述問題は出ません。(同志社だけほんの少し出ますが)
例えば、英語で文章を書く(英作文)問題や、英文を日本語に訳す問題(英文和訳)や、国語の論述問題(100字以内で自分の意見を作文するなど) ・・・などなど(英語のリスニング問題なども)は、出ません。
4.私立大学の公募推薦(特に、龍谷大学、京産大学、近畿大学、佛教大学などは、京都の公立高校の多くの人が受験します。)では、2教科での受験となります。理系は「英語と数学」、文系は「英語と国語」となります。(関関同立は、基本的に3教科での一般入試となります。)
学校では10以上の教科を習います。(公民、日本史、化学、数Ⅰなど、科目数で言えば、もっともっと多いです。)その中から、たったの2教科だけが入試に必要です。さらに言えば、国語では現代文だけで古典が出題されない大学も多いです。
以上1~4の理由で、
学校での勉強内容と、入試対策の勉強内容とが、重なる部分が少なく、
(学校での勉強=受験勉強)とは必ずしも言えません。
つまり、学校の授業内容のほとんどが、そのまま受験に役立つわけではなく、
不要な場合が多いのです。
(最悪のケースでは、90%以上の授業内容が入試に関係しません。)
しかしながら当然、学校の定期テストでは、全科目を、主に記述式で解くことになります。入試に不要な科目に対して、時間とエネルギーを捧げることになります。
実際にあったAさんの例です。
Aさんはとても真面目な性格で、学校の各教科の先生たち全員の要求にきちんと応えなければと、毎回の定期テストを一生懸命に頑張りました。しかも、運動部の活動もよく頑張りました。
※確かに、理想は全ての教科をできるようにして、部活動でも全力を尽くすことです。しかし、残念ながら、文武両道ができる人は、実際には10人中1人いるかどうか?が現実です。
Aさんはの成績はオール3です。それでも自分の持っている力の100%を出して頑張っていると、たくさんの生徒を見てきている個別専科の講師たちもみな客観的に思いました。
Aさんには指定校の見込みがなくなった高2の最初の段階で、学校の勉強よりも受験勉強を優先するようアドバイスをしましたが、Aさんの希望は中間テストや期末テストで点を取る勉強をしたい、とのことでしたので、教科書に沿った内容だけを頑張って続けました。
高3の夏になり部活を引退して、お友達が指定校推薦を決める中、公募推薦を目指して頑張ることになりました。しかし、入試本番まで残り3カ月間しか時間がありません・・・。そんな中でも、責任感のあるAさんは、夏休み中はずっと文化祭の劇の練習に大忙しで、夏期講習に参加する余裕もありません。
結局、公募推薦では志望校に不合格となり、一般入試で第3志望の大学に何とか合格を果たし進学しました。学校では数学や理科なども全て頑張ったきたAさんですが、結局は入試で必要なのは、「英語と現代文だけ」です。そんなAさんが最後に言いました。「今までやってきた勉強は何だったんだろう?」
実は、このAさんの様な例は、よくある事です。
そして、後になってこの事実を実感して、これまでの自分の勉強のスタイルに、
後悔する人が多いのです。
だから、高校の勉強は頑張らなくてよい、というわけではありません。
ただ、みんながスーパーマンにはなれません。何でもできるわけではありません。
つまり、強弱をつけることが大切です。
学力と目標によって、学習のスタイルが決まります。
今の自分の学力より上の目標を目指すなら、一切の無駄なく時間とエネルギーを、効率よく志望校への勉強に集中させる必要があります。
英語の単語1つ覚えるだけでも、「書けるようになる」レベルと、「意味がわかればよい」レベルとでは、暗記の時間的負担は全く(体感的には3倍以上)違います。
ほとんどの私立大学の受験では、「書くこと」を求めていません。
意味がわかり、長文が読み取れれば大丈夫です。
実は、個別専科での新高校1年生との面談では、まずはこの意識を変えるところから始まります。 兄や姉がいて、すでにこの流れを経験してきている保護者の方は、よくご存じなのですが、初めて高校生の子を持つ方は知りません。ただ何となく漠然と、とりあえず高校の授業を頑張ればその先に大学がある、と信じています。
「公立」は「効率」でありません。
と私は面談の際によく言います。
公立高校は、教科全体の知識をバランス良く学ぶ場であり、受験だけに特化した進度はできません。「これは受験に出ないからやりません!」というわけにはいきません。
一部の私立の進め方は教科書を大胆にも無視する(その方が受験には有利ですからね。)こともあり、公立高校の先生方も大変だなぁと思います。
そして個別専科では、
本人の希望や性格、保護者の希望、大学の難易度、受験科目、出題問題の傾向・・・などなど、全体から考えて、何をどう勉強すればよいのかを、具体的に提案をするコーディネーター的な役割をしていきたいと考えています。
時には指定校を狙い、また時には公募推薦や一般試験での勝負をすすめます。無駄な事に時間をかけずに、できるだけ最短コースで!と思っています。
まずは、面談でみなさまのご希望をお聞かせください。
そこから今やるべき事を落とし込んで、無駄のない最短で最良の方法を一緒に考えていきましょう!
定期テストに右往左往・・・
>対象:中学生 公立中学に通う方へ!
公立中学校で「年間行事予定表」が配られる時期となりました。
1年間すべての予定を伝えてくれる懇切丁寧な中学校もあれば、
とりあえず2カ月先だけ・・・なんてところもあり、
その対応だけで何となく「学校力」の差を感じてしまう毎年この頃です。
さて、塾にとっては、年間行事の中でも最も気がかりなのは・・・
「定期テスト」がいつ行われるのか!?です。
個別専科に通う生徒の約80%は、学校の成績向上を目的にしています。
(残り20%は受験対策に専念しているので、学校勉強はスルーです。)
だから、定期テストの時期に合わせて、
進度を決め、
過去問を分析し、
対策のプリントを作成し、
学校の授業で配られたプリントを回収し、
テスト範囲を生徒に聞き出し、
どの先生がテストを作るのかを生徒に聞き出し、
予想問題や過去問を解かせ、
テスト結果の反省会をし、
・・・などなど
個別専科の講師たちは、ほぼ1年中、学校の定期テストに振り回されています。
これに合わせるのがこちら(塾)の商売なので、別にかまわないのですが、問題なのはそこではなく、
「定期テストの回数」です。
1年間に4回の中学と5回の中学とがあることに?です。
・桂中学4回/年
・松尾中学5回/年
・桂川中学4回/年
個別専科の近隣の中学では、1年間に定期テストが行われる回数が違います。
年度によって、4回だったり5回だったり変わる中学もあります。
京都の公立高校は、入試での内申点の評価の割合が約半分です。
私立高校でも成績の結果は大きく影響します。
だから、定期テストが4回か5回かは、成績アップのチャンスに差があることから、生徒の進路にとっても大きな問題です。
ある運動部の中学3年生の男子Aくんは、定期テストの1週間前でも部活の練習があり、直前の日曜日に試合がありました。
試合で体力を出し切った後に家に帰ると、ヘトヘトで集中力ゼロ状態で塾へ来ましたが、テスト本番では本来の力を発揮できませんでした。
Aくんの学校は、1年に4回です。
だから1回の失敗が成績に大きく影響します。(そもそもテスト1週間前に部活によって休みの有無があることに?ですが・・・)
当然、5回あれば、挽回するチャンスもより大きくなります。
「住む場所がもう少し離れて隣の〇〇中学だったら良かったなぁ・・・」とぼやくAくんに、返す言葉が見つかりません・・・
ある中学の1年生の女子がいました。
彼女の学校も、1年に4回です。
中1の最初の定期テストと言えば、少々甘めのテストであることが多く、平均80点以上なんて科目もあります。
実際に彼女の隣の〇〇中学では、まだ学校に慣れなれていない中学1年生には、例年通りのご祝儀テストでした。
初めての定期テストが6月にありました。(隣の〇〇中学は5月なので、その期間の差だけ、彼女の学校よりもテスト範囲がせまく、試験対策は容易になります。)
彼女は暗記が苦手で、いきなり最初のテストで広いテスト範囲に大苦戦でした。しかも学年平均点が60点弱の難しいテストでした。
正直なところ、「隣の中学なら、範囲的にも難易度的にも、きっともっと点が取れたのに・・・」と思いましたが、もちろん本人にどうすることもできない事を言えません・・・。ほんの数百メートルだけ住所が違うと(通う中学が異なるので)通知表も違う、というのが残念な実情です。
※単に「回数の違い」だけでなく、「各中学校での定期テストの難易度による通知表の違い」についての考察は、また後日に。
確かに、4回の方が、テストにかける時間や手間は減りますね。その時間を他の有意義なことに使えるなら、作る側の先生も解く側の生徒にもメリットはあります。
それに、成績は定期テストの結果だけではなく他の要素も含めてつけます。
でも、単に4回とか5回とかで、どっちが良いとか悪いとかではなくて、回数が異なることで中学校間での評価の仕方に差が出ることに、生徒も保護者も不公平を感じています。
学校の成績を高校入試に大きな影響を持たせるならば、
そして、学校の先生も、生徒も、保護者も、みんなの不満が最も少なくするために、
生徒の成績評価のルールを明確にして統一していただきたい!
と、長年に渡るみんなの不満がようやく届いたのか、学校行事日程の統一化とか、3学期制に統一とか、最近になってようやくそんな話も耳にするようになりました!
京都の小中、2学期制終了 18年度から3学期制 : 京都新聞
早期実現に期待したいです!